遊園地のお化け屋敷では、いろいろなBGMや音響が駆使され、お客さんを恐がらせる工夫がされています。例えば子どもがすすり泣く声を、普通の状況で、普通に聞けば何の恐怖感もありません。
むしろ泣き止むように頭を撫でてあげたくもなります。ですがどうでしょうか?もしそのすすり泣く声をお化け屋敷で聞いたとしたら・・・。
暗い屋敷内、どこから何が飛び出してくるか分からない恐怖感。そんな状況で聞こえてくる寂しげな子どもの泣き声。きっと恐がりな方であれば、それだけで道を引き返したくなるはずです。
そしてお化け屋敷でよく聞かれる「ヒュ〜、ドロドロドロ〜」というBGM。これもやはりお化け屋敷内の恐怖感を助長しています。
これは先入観を利用したBGMの使い方です。この音楽はお化け屋敷でしか使われないので、この音=お化けというイメージが日本人の頭にはこびりついているのです。
ちなみにこの「ヒュ〜、ドロドロドロ〜」というBGMの音は、ソウバイオリンという楽器で奏でられています。のこぎりの角度を調節しながら音階を変え、バイオリンの弓で弾くとても珍しい楽器です。
日本ではソウバイオリンの音=お化け屋敷ですが、でも海外ではもちろんそんなイメージはありません。本来のソウバイオリンは、とてもコミカルでポップなメロディーを弾くの適した楽器なんですよ。
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